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見ごろまでもう少し [scene]

金曜の朝、出かける前に少しだけ時間の余裕ができたので、地元のお寺にちょこっと桜見物に行ってみた。
境内には1本の古い枝垂桜があって、盛りの時期になると花見客でそれなりににぎわう。



まだ六分咲きくらいかな。(写真はクリックで拡大)

で、余裕をもって出たはずなのに、駅に着いたら電車が・・・。
歩くスピードが以前よりも確実に落ちていることに、ひそかにショックを受けた朝でありました。(T-T)



ここのブログに最近、スパムコメントがよく入る。
ずっと更新していないせいかと思ったけど、同じように更新の滞りがちな本館ブログには、なぜかほとんどスパムが来ない。
こっちって、内容的に問題あるのかしら・・・( ̄ー ̄;

とりあえず、コメントを「ログインユーザーのみ受付」設定に変えてみた。
もともとソネブロ以外のゲストさんからコメントもらったことないので、大勢に影響はない、はずです。(笑


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共通テーマ:日記・雑感

Twitterな日々 [web]

巷で話題のつぶやき系コミュニケーションツール、Twitter
せっかくTwitterと相性がいいiPhone使ってるのに、つぶやかないのはもったいない気がしてきて(←貧乏性)、ついに始めてしまった。( ̄ー ̄)

まずPCからユーザー登録して、iPhoneのほうにはYuseumさんのブログ記事を参考に、無料アプリEchofonとTwitBirdをインストール。
RetweetだのMentionだの、最初は用語がちんぷんかんぷんだったけど、慣れてきたらPCより使いやすい・・・かもしれない。
ふだんはTwitBirdで、写真を投稿するときだけEchofonを使っている。


TwitBirdの画面は↓こんな感じ(クリックで拡大)。未読は吹き出しが緑色になるので、チェックしやすい。




さて、Twitterのおもしろさを説明するのはひじょうにむずかしい。
ブログやmixiよりもゆる~い連帯感といいましょうか。
なんたって140文字以内だから、気楽につぶやいたり、ヒトに突っ込み入れたりできるのが魅力。
あと、お気に入りの有名人のツイートをフォローするだけでも、かなり楽しめる。

そういえばこの別館ブログも、思いついた小さなことをコソッとつぶやく場所として開設したのだった。
そのコンセプト(←大げさ!)には、Twitterのほうがしっくりくるなぁ。


というわけで、ワタクシの最新のつぶやきはサイドバーのブログパーツに表示されてます。
URLは、こちら。→ http://twitter.com/chiyorogi
なんでしたらアーカイブもあります。まだ2週間ですが。→ http://twilog.org/chiyorogi
Twitterアカウントをお持ちの方、フォローはお気軽にどうぞ。( ̄ー ̄)


タグ:Twitter iPhone

1500円 [music]

ちょっと時間が経ってしまったが、毎年恒例の布施明コンサートに行ってきた。
腰を痛めてリハビリ中の母も、2時間半のライブ鑑賞を難なくクリア。
布施さんの歌はリハビリより効き目あったかもしれない。

去年のライブは熱があって少し苦しそうだったけど、今年は余裕の歌声だった。
オープニングの英語の曲"Let Me Fall"(Josh Groban)と、アンコールのラスト「別れの曲」がよかったなー。
ショパンの「別れの曲」は、ピアノで弾いていてもうっとりするくらい好きだった曲(もう弾けないけど)。
それを布施さんはイタリア語で歌うのだ。
イタリア語独特の響きのせいなのか、布施さんの開放的な歌声のせいなのか。
明るい哀感の漂う、布施さんオリジナルの「別れの曲」になっているのだった。

プレゼントタイムには今年も、花束を抱えたファンが長蛇の列。
なんと白髪のおじさんまで花束を渡していた。心からうれしそうに。

ところで、帰りに1500円奮発して、今回初めてプログラムなんぞ買ってみた。
が、そのあまりの薄さに驚愕。
いちおう写真入りのクリアファイルがオマケについているとはいえ、数枚のA4判ポートレート(裏に歌詞つき)を挟んだポケット式ファイルだけって・・・。
布施明ファンの母親も、さすがに「うーん」と絶句。
こういうグッズが成り立つ世界もあるんだなあ。勉強になりました。(泣)



写真後方から、特製茶封筒(?)と、プログラムと、おまけのクリアファイル。
おまけがいちばんよかったりして。(毒)



BalladeII

BalladeII

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: ユニバーサル シグマ
  • 発売日: 2009/04/08
  • メディア: CD


布施さん曰く、女性がつくる別れの曲には「上から目線」の歌が多いそうだ。
その代表として歌ったのが、↑のアルバムにも収録されている竹内まりやの「」。
たしかに、彼女はとくにその傾向が強い気がする。そこが聞いてて気持ちよくもあるわけで。
別れの歌じゃないけど「けんかをやめて」なんて、あり得ないほど「上から目線」だもんね。(笑)

タグ:布施明
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ハト問題 [music]

今日、いつものようにInterFMを流しつつ仕事をしていたら、妙~な音楽が聞こえてきた。
むかしの青春歌謡曲のような、フォークソングのなり損ないのような。
なんか、古くさい。
一日中洋楽が流れているInterFMで、しかも番組DJのデイブ・フロムさんはロックしかかけない人なのに、いったいどうしたことだ。

ゲストの女性との会話で、曲名が判明した。
先週だか話題になっていた、鳩山由紀夫首相の幻のCD、「Take HEART~翔びたて平和の鳩よ~」。
こんな歌だったのかー!





20年前に限定100枚生産された幻のレコードの、復刻CD。ご親切にもカラオケバージョンがついている。
わーい、うれしいなー。(ウソ)

YouTubeで探して聞きなおしてみたが、やっぱりヘンな歌だ。



いったい誰が買うんだろう?

・・・幸夫人だな。( ̄ー ̄)



鳩といえば、いまうちのマンションは一日中ハトに悩まされている。
発端は、空き家のベランダにハトが巣作りをしてしまったこと。
それで、ほかの家のベランダにもじゃんじゃん飛んでくるようになったのだ。
苦情を受けた管理者が、空き家のベランダの大掃除をして、ハト避けネットをかけた。
そしたらある日、ネットに引っかかって逃げられなくなったハトが、ぶらーんと・・・。(`ロ´;)

うちのベランダも、毎日明け方からクークーうるさかった。
ある日、夜中にカサコソ音がするので覗いてみたら、室外機の上でちゃっかり休んでいるハトと目が合った。
でも寝ぼけてるのか鳥目なのか、ほとんど反応しない。
チャンス!とばかりに、じょうろに水を汲んで、そーっとベランダへ。
ハトの頭からじょうろの水を、ジャーッ。
バタバタ大騒ぎしながら逃げていくハトの後ろ姿に向かって、思わずガッツポーズw

2晩続けてじょうろ作戦を決行したら、とりあえず夜は、ぱったり来なくなった。
明け方のクークーに悩まされることもなくなり、やれやれ。

いまは、ハトの天敵というこの子に見張ってもらっている。

P1040726.jpg
おなかに磁石が入っているらしい。

がんばれ、ミミズク。わが家の平和はキミの働きにかかっているのだ。


タグ: ハト
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カフカ『審判』とか [books]

ナイロン100℃の公演「世田谷カフカ」を観に行くので、予習のつもりでカフカの『審判』を買った。

・・・のが、今年の5月初めのこと。

まあ公演は秋だし、あとでゆっくりね、なーんて悠長に構えていたのがマズかった。
ゴミ屋敷寸前の自室を8月の夏休みに片づけていたら、積読本のいちばん下から、『審判』発掘。
すっかり忘れてたのが、ひそかにショックではあったけれども。
間に合ってよかったぁ。(冷汗

んでもって、急いで読みはじめた『審判』。これが予想外におもしろーい!

学生時代に『変身』を読んだときは、ある朝目覚めたら毒虫になっていた、という設定の突飛さに「ほぇ~」と驚き、『城』を読んだときは、いつまで経ってもハナシが進まない構造に「うーん」と唸らされた。
そのわりに、ストーリーは全然憶えていないんですけど。(>▽<;;

『審判』の主人公、銀行マンのヨーゼフ・Kは、ある朝いきなり逮捕されてしまう。
身に覚えはないし、そもそも何の罪かもわからない。でも審理は始まっていて、誰もがそのことを知っている。
最初Kは無実の罪を晴らそうと意気込んでいたのに、弁護士や役人や法廷画家やさまざまな関係者の情報に翻弄され、真相にたどり着けない。
疲労困憊したKは、もはや自分が何に向かっているのかさえわからなくなっていく。
そして、唐突で完璧なラスト。

よくコントなんかで、相手の言うことを少しずつとり違えて、どんどん話がズレていくというネタがあるけれども、『審判』にもああいうおもしろさがある。ナンセンスギャグみたいな。ギャグじゃないですが。
この作品をそのまま舞台化するわけではないにせよ、KERAならそういうカフカの喜劇的エッセンスもすくいとってくれそうな気がする。期待しよう。



すっかり調子に乗って、『失踪者』も読了。
こちらは『審判』以上に未完で、どの章が最後だかわからない。
両親の住むドイツから放逐された17歳の主人公カール・ロスマンが、居場所を求めてアメリカを転々とする。
うまくいきかけると必ず邪魔が入り、その場所を追い出されるという繰り返し。
ただ、『審判』でも『失踪者』でも、主人公はやけに女の人にモテるのだ。
これはきっとカフカも・・・。( ̄ー ̄)

現在、『城』を再読中。
むかし読んだ文庫本は残っていないので、ほかの2冊と同じ白水社のカフカ・コレクションでそろえてみた。
しかし、話の堂々巡りは想像以上だ。
3冊目ともなると集中力も途切れがちで、読んでいてもすぐに「あれ? この人だれだっけ?」。
『城』を読むこと自体が、いつまでも城に行き着けない主人公Kの様相を呈してきた。
はたしてわたしは最後のページにたどり着けるのでしょうか・・・。


審判―カフカ・コレクション (白水uブックス)

審判―カフカ・コレクション (白水uブックス)

  • 作者: フランツ カフカ
  • 出版社/メーカー: 白水社
  • 発売日: 2006/05
  • メディア: 新書



失踪者―カフカ・コレクション (白水uブックス)

失踪者―カフカ・コレクション (白水uブックス)

  • 作者: フランツ カフカ
  • 出版社/メーカー: 白水社
  • 発売日: 2006/04
  • メディア: 新書



城―カフカ・コレクション (白水uブックス)

城―カフカ・コレクション (白水uブックス)

  • 作者: フランツ カフカ
  • 出版社/メーカー: 白水社
  • 発売日: 2006/06
  • メディア: 新書



タグ:ドイツ文学
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